社会不適合者
わたしも多分、分類で言ったら社会不適合者なんだと思う。
どうも。squallです。
よく社会不適合者、とか社会不適合だ、とか言うけど、
じゃあ何と不適合なの?
社会?社会に不適合?
じゃあそれってどんな社会?
日本でいう社会不適合者って、日本の枠組みで考えてみて社会に適合するかしないか、だと思うんだけど、
それってさ、すごい偏った考え方じゃない?
もしかしたら、
アメリカだったら適合するかもしれないし、
ラテン系の国だったら適合するかもしれないし、
北欧だったら適合するかもしれないし。
いわゆる”日本の一般的な価値観”にあてはまって生きて行かなきゃいけない、ってことはないんじゃないかな。
だれだって、苦手なことってあるじゃん。
これだけはどうしても苦手。
これだけはどうしても守れない。
これだけはどうしても納得いかない。
フィジカル上、これだけはどうしてもできない。。。
とか。
そういうのを、
人間関係に疲れて部屋から出られなくなってしまった人とか、
安定した”仕事”につけない人とか、
空気が読めない人とか、
一般人と同じような生活リズムで生きられない人とか、
そういう人だけ取り出して、
「社会不適合」
なんて、あんまりじゃないかな。
だいじなことだから、もういっかいいうね。
だれだって、にがてなことのひとつやふたつ、あるでしょう。
それが、たまたま、社会で”不適合”といわれる類いのものだっただけだよ。
努力や気合いですべて解決するのなら、そんな簡単なことはない。
もちろん努力する事はたいせつだよ?
でもさ、それだけでぜんぶぜんぶどうにかなるわけでもないじゃん。
かつての日本にくらべたら、日本人は"たようせい"を認めてくれるやさしいしゃかいになったとは思う。
もうちょっとだよ。もうちょっと。
もうちょっと色んなひとをうけいれられるしゃかいになったら。
もうちょっとやさしくなれたら、もっとすてきなしゃかいになると
おもうんだけどなぁ。
squall
新しい言葉ができて、きっちり定義されてしまうと、今までグレーでうまくいっていたことが、きっちり白黒ついてしまうからこわいよね。